空 間 考

建築/文章/音楽/etc. by Hattori Kazuaki

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2017/03/19

妹島和世論

『妹島和世論 マキシマル・アーキテクチャーⅠ』刊行のお知らせ

『妹島和世論 マキシマル・アーキテクチャーⅠ』 服部一晃 著 NTT出版 2017年3月24日発売 定価2400円+税 「建築・都市レビュー叢書 01」 全国書店にて取り扱い中 Amazonは こちら より 「序」より  だが、...

2015/07/22

プレイリスト

暑い夏を乗り切るプレイリスト

暑い。日差しがとんでもない。 夏は好きだけど、さすがに聴く音楽は温度下げ目にしなくちゃ。 最近聴いているプレイリストでも紹介します。 聴いているうちに聴いていることを忘れて作業が捗る、正しい意味での作業用BGM。 一曲でもこの方向好きかもと思った方は、ぜひど...

2015/03/04

リズム考

リズム考(10)ヴィジェイ・アイヤーは万葉集から古今和歌集へ至る

いま、ジャズ界のメインテーマは 「リズムの探求」 である。 ジャズの新譜を追っていれば、リズムに一捻りも二捻りも加えた楽曲をわっさわっさと収穫できる。 私のようなリズムファンにとっては、昨今の取れ高ストップ高状態はかなり美味しい。 そんなリズムオリエンテッドな「今ジャズ」...

2015/03/02

リズム考

リズム考(9) 「五七調」が朗読できますか?

前回は、七五調と四拍子の良好な関係と、反対に、五七調と四拍子の相容れぬ関係について考えた。 四拍子脳になっている私には、七五調はすんなり読めるが、 五七調というものをどう朗読したらいいか、正直わからない 。 普通はすんなり読めるのかしら? 例えば、「君が代」はどうか。 ...

2015/03/02

リズム考

リズム考(8) 四拍子 vs 貧窮問答歌

久しぶりに思い出すと、そもそもの最初の問いは 「五七五七七は古来より四拍子で朗読されるのか?」 である。 リズム考(1)~(5)においては、どうも嘘なんじゃないかという話をした。ついでに異説として小池理論を紹介した。 いまのところの結論は 、「五七五七七は四拍子ではないと思う...

2015/02/26

リズム考

リズム考(7) 3曲分析

日本語のリズムの話に戻ろうと思ったけど、FBのコメントで3人から3曲紹介があったので、今回はその分析に充てようと思う。寄り道とはいえ、リズムに関する重要な概念がたくさん出てきて、なかなか厚みのある内容になった。  紹介があったのはこの3曲。   ・童謡 「この道」  (...

2015/02/23

リズム考

リズム考(6) ポリリズム表、無料進呈

前回紹介した小池理論が、正しい短歌のリズム、日本語のリズムなのかどうかは知らない。なんだか、きっと「正しい」なんてものはないのだろうという気がしてくる。だが、小池理論を取り上げて良かったと思うのは、音楽の話、とりわけポリリズムの話に広がっていくことである。今回は、短歌、五七五七七...

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    五七五七七は四拍子だと思っていたが、なんとなく怪しい。それなら何なのかと先を急ぐ前に、ちょっと三拍子の歌の話をしてみよう。   一般に三拍子は西欧のもので、日本にはなかったリズムだと言われる。私もそれはそうだろうと思う。 しかし私が生まれた時には当然はじめからあって...

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    前回の続き。三拍子の唱歌である。 それでは、残った「故郷」と「ぞうさん」はどうだろう。 故郷  (六四調) うさぎおいし かのやま こぶなつりし かのかわ ゆめはいまも めぐりて わすれがたき ふるさと 「故郷」は六四調である。この六四調、な...

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    まずはこれを聞いて欲しい。 ヤバい…ヤバすぎる。何これ。こんなん笑うわ。 一首目は 「昨日より波浮(はぶ)の港にとどまれば東北風(ならい)吹けども鶯ぞ鳴く」 と言っているのだが、もう一度言いたい。何だこれ。 きのうよりはぶのみなとにとどまればならいーふけどもうぐ...

  • リズム考(6) ポリリズム表、無料進呈

    前回紹介した小池理論が、正しい短歌のリズム、日本語のリズムなのかどうかは知らない。なんだか、きっと「正しい」なんてものはないのだろうという気がしてくる。だが、小池理論を取り上げて良かったと思うのは、音楽の話、とりわけポリリズムの話に広がっていくことである。今回は、短歌、五七五七七...

  • Archiprix Workshop 2009

    新学期が始まっていろいろと忙しいのでとりあえずご報告だけ。 Archiprix(卒業・修士設計世界一大会)で、世界一になりました!! 「Hunter Douglas Award」というもので、8人が受賞しています。 ワークショップのホームページに授賞...

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  • リズム考(1) 別宮はBeckだった問題

    五七五七七は四拍子だと思っていた時代が私にもありました。 ……と書くと、まるで小さいころから短歌や日本語のリズムについて考えてきたかのようだが、このことについて意識的に考えたのはここ1ヶ月のことである。 もっとも、五七五七七が四拍子だというのは本当に昔から思っていて、例えば...

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    いま、ジャズ界のメインテーマは 「リズムの探求」 である。 ジャズの新譜を追っていれば、リズムに一捻りも二捻りも加えた楽曲をわっさわっさと収穫できる。 私のようなリズムファンにとっては、昨今の取れ高ストップ高状態はかなり美味しい。 そんなリズムオリエンテッドな「今ジャズ」...

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